なぜ、今、年齢に関係なく「予防に特化したトレーニング」が必要なのか

2015年 団塊の世代と呼ばれる800万人がシニアになり、超高齢化社会へ突入している現代、人生100年時代に向けて健康づくりや予防に目を向ける健康革命の時代が到来しました。
現代、昔と比べて、生活環境や住宅環境の変化によって活動も大きく変化しています。
利便化された社会環境ではPCの普及によるデスクワークの増加などによる運動不足や、生活の中で培われていた身体の土台が培われにくい環境へと変化してきています。
また、子どもからの成長過程を紐解いてみても、赤ちゃんが大きな声で泣けない環境であったり、すぐに安定する椅子や安定して立つものなどの普及、核家族化で家が小さくなってしなったことによりハイハイするスペースがないためすぐに掴まり立ちをせざるおえなくなってしまっています。

また、外で遊ぶと近所迷惑になることや事故・事件・責任の観点から、ボールの使用禁止や公園から遊具が撤去され、かけっこ、だるまさんが転んだ、けいどろ、缶蹴り、ドッチボール、ゴム跳び、縄跳び、木登り、虫取り、原っぱ、広場、登り棒、ブランコ、シーソーなど、遊びがカードやテレビゲームがメインとなり、遊びの中で得られた成長に必要な要素を失っています。しかし、だからと言って昔の環境に戻すことはできません。
だからこそ、健康づくりや成長促進に必要な要素を専門的に取り入れることが必要となっています。
現代人である私たちは感覚と栄養の2つの欠乏症によって様々な不調を抱えています。
近年研究が進んでいるボディイメージやモーターコントロール(スタビリティー&モビリティー)などの身体の感覚欠乏、食生活がもたらす食害化による栄養欠乏をZERO POSITIONの専門的な評価を通して、まず共有していきましょう。
この不調に対して、世界のトップアスリートも取り入れている最先端の誰でもスタートできる運動療法と栄養療法を統合させて、【感覚を土台とした運動機能の再構築】【栄養素を用いた心身の慢性不調改善】【生活習慣を変える行動変容】などを用いて、ヒトとして最低限度のレベルへ引き戻していきましょう。
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